月川翔監督の新作映画「君の膵臓をたべたい」がいよいよ28日(金)から公開されます。
http://kimisui.jp
ひとあしお先に試写で観させていただきました。
ネタバレしないように見所や感想を。
浜辺美波ちゃんのフレッシュさ、北村匠海くんのはまりっぷり
美波ちゃんの「動」の芝居に対する匠海くんの「静」の芝居が素晴らしい。
受けの芝居が見事です。すごくリアル。
グイグイとひきこまれて、この二人を応援したい、ずっと観ていたいと思うようになります。
それだけに、ラストは号泣……。
小栗旬さんの包容力、北川景子さんの美しさと爆発力。
若い役者たちに寄り添うように役作りをされていると感じました。
番宣などでも、「あくまで若い二人が主演」という、ちょっと下がった距離から見守るような大人の姿勢が素敵でした。
そしてなんといってもMr.Childrenの主題歌!!
はじめの1フレースで涙腺ぷるぷるになります。
ミスチルってやっぱり凄いです♪
世代ど真ん中なので、感動しまくりです。
原作小説が大人気で、そろそろ200万部ぐらいらしいです。
私も映画を観る前に原作を読んでいました。
すごく読みやすくて、どんどん読み進んでいって、ラストにハッ!!として、
涙ポロポロ……。面白かったです。
セリフの言い回しや掛け合いを読んでいるときに、
「作者さん、きっと西尾維新好きだろうな」と思っていたら、
雑誌のインタビューで好きな作家で西尾維新をあげてらっしゃいました。
やはりな!!(笑)
「どうせよくある難病ものでしょ?」と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、いやいや、それだけじゃないんですよ。
タイトルのインパクトと、そしてそこに秘められた思い……。
原作もオススメです。
小栗さんや北川さんが演じる大人パートは原作には描かれていません。
なので原作に思い入れの強い方はそこがひっかかるかもしれません。
だけど映画を観ると、監督やスタッフのみなさんがとても原作をリスペクトし、大切にして、
どうやってこの素敵な「小説」を「映画」にするかを考え抜き、
そしてこのような形になったというのを感じることができると思うので、
原作ファンにも是非観ていただきたいです。
この作品は大人も子供も楽しめる作品だと思います。
大人も子供も一日の価値は同じだから。
生きることの大切さ、ありがたさを改めて感じることができる作品です。
夏休み真っ盛りで、面白そうな夏休み映画が毎週どんどん公開されていて激戦ですが、
「君の膵臓をたべたい」をこの夏の思い出にいかがでしょうか。
きっと、忘れられない夏になることでしょう♪
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