フランシス・ベーコン展

5月 17th, 2013

名前は知っているけれどもちゃんと鑑賞したことがない。
と、いうわけで行って参りました。
でも17時までとかで、私はいつも午後から活動のゆえに今回はあまりじっくり見られなかったのだけれど。

絵を鑑賞するときの彼の考える「絵をふちどる額縁と覆うガラスと絵」の関係性がとても興味深かった。
なるほど、いままでは絵そのものについてしか考えていなかったけれど、
描き手にとってはそこまで考えて一個の作品なんだなあと。
映像でいうなら、どんな映画館のどんなシートなのかとか、
小説でいうなら、どんな紙質でどんなカバーで、どんな場所で読むかとかまで意識する感じ。
絵を鑑賞するって奥深いなあ。

印象的な作品ばかりでした。
簡単な言葉で言うのなら個性的。
誰が見ても「ベーコンの絵だよね」というような。
絵に限らず、作家にとってこれは強みだよなあ。

今年は結構美術館に行ってる気がする。
むふむふ。
先日歯医者さんで「東京の美術館」みたいなムック本があって、
私の知らない美術館がいっぱい掲載されていたので、
特別展じゃなくて、常設展とかも行きたいなあ。


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