名前や存在は知っているけどちゃんと作品をじっくり観たことはなかった藤田嗣治。
そんなわけで、都美で開催中の藤田嗣治展に行ってきました!
めっちゃ良かった!
あの乳白色の下地の肌感や質感は生で観ないとわからないかも。
時代や環境や状況や心境や女性によってどんどん変わったり戻ったりしていく画風がすごく人間味溢れていて味わい深かったです。
日本の画壇ではなかなか認められなかったり、戦争に左右されたり、そんな彼の生涯も興味深かった。
裸婦も良かったけど、個人的には子どもたちを描いた「機会の時代」が印象的で、絵葉書購入。
最終章の宗教画を観ていると、藤田の絵への愛情や、最後の奥様との相思相愛な感じが美しくてなんか泣けてきました。
晩年、子どもの絵をたくさん描いていて、
藤田と奥様がたくさんの子どもに囲まれた宗教画があって、
奥様は死ぬまでその絵は大事に手元に置いていたらしい。
なんか色々想像したら泣けて泣けて…。
ゆっくりフランスに行くことがあれば、藤田が晩年を過ごし郊外のアトリエに行きたい。
グッズも可愛くて、藤田の猫のタオルを2パターン購入。
クリップをつければスタイになるし(^∇^)
展示の構成や配置、動線もよくて、作品数多かったけど観やすかったです。
もうすぐ終わるからかそこそこ混んでいたけれど、一度にこんなに藤田を観られることって少なそうだからオススメです♪
noted in 2018美術館・博物館